ビューラーでまぶたを挟むようになったら、まず使い方と道具の状態を確認してみましょう。
「ビューラーを使うと、まつ毛より先にまぶたを挟んで痛い」
「真ん中は上がるのに、目頭と目尻だけ残る」
痛い思いをすると、次に使うときも恐る恐る。根元へ近づけられず、結局まつ毛の途中だけが不自然に上がってしまいます。
以前は普通に使えていたのに、最近になってビューラーが使いにくくなった。そんなことはありませんか?
年齢を重ねると、上まぶたの皮膚や目元の状態は少しずつ変わります。さらに、まつ毛の根元やビューラーのフレームが見えにくくなると、どこまで近づけたらよいのか判断しにくくなります。
ただし、原因は年齢や見えにくさだけとは限りません。ビューラーのカーブが目に合っていない、ゴムが劣化している、フレームがゆがんでいる可能性もあります。
この記事では、普通のビューラー・部分用ビューラー・ホットビューラーの違いと、目頭・目尻まで上げやすくする便利グッズ4点を紹介します。
最初にお伝えすると、今のビューラーでまぶたを挟まず、目頭から目尻まできれいに上がるなら、買い替える必要はありません。まずはゴムの状態と当て方を確認し、それでも使いにくいときに道具を見直しましょう。
ビューラーでまぶたを挟むのはなぜ?原因を確認

年齢とともに、まぶたの状態は変わる
年齢を重ねると、まぶたを持ち上げる筋肉のゆるみや皮膚のたるみが起こることがあります。若い頃と同じビューラーでも、以前よりフレームとまぶたの間に皮膚が入りやすくなる場合があります。
だからといって、強く押し込むのはおすすめできません。まぶたを挟みそうなときは、力ではなく、当てる角度やビューラーの種類を見直した方が安全です。
※まぶたが急に下がった、目が開けにくい、視野が狭く感じるなどの変化がある場合は、メイク道具だけの問題と決めつけず眼科へ相談してください。
見えにくいと、フレームの位置を合わせづらい
ビューラーは、まつ毛の根元近くへ金属のフレームを合わせる道具です。近くが見えにくくなると、フレームがまつ毛に当たっているのか、まぶたに当たっているのかを確認しづらくなります。
鏡へ顔を近づけすぎると、今度はビューラーの持ち手が鏡に当たり、手を動かす場所が狭くなります。
見え方を整える方法は、老眼でメイクが見えないときの4つの工夫で詳しく紹介しています。
まつ毛の根元だけをもう少し大きく見たい場合は、メイク用拡大鏡は何倍が使いやすい?も参考にしてください。
「目の幅」だけでなく「カーブ」が合っていない
ビューラー選びでは、横幅ばかり見てしまいがちです。しかし、もう一つ確認したいのが、フレームのカーブです。
目元の丸みに対してカーブが合っていないと、中央だけが先に当たり、目頭と目尻のまつ毛がフレームに入りません。反対に、端を入れようと押し当てると、中央付近のまぶたを挟みやすくなります。
次のような状態なら、使い方より相性の問題かもしれません。
- 中央は上がるのに、目頭と目尻が毎回残る
- 片方の端を合わせると、反対側が外れる
- 根元へ近づけると、必ず同じ場所のまぶたを挟む
- フレームをまぶたへ強く押し込まないと、まつ毛が入らない
この場合は、別のカーブの普通用を試すか、端だけ部分用で補う方法があります。
ゴムの劣化や本体のゆがみも見落としやすい
ゴムに深い溝ができている、裂けている、硬くなっている場合は交換時です。傷んだゴムを使い続けると、まつ毛をきれいに挟めないだけでなく、切れ毛や抜け毛につながることがあります。
また、閉じたときに上のフレームがゴムの中央へ均等に当たらない場合は、本体がゆがんでいる可能性があります。ゴムだけを替えても改善しません。
資生堂では、正しく使用した場合でも本体は約1年が交換目安と案内しています。これはすべての商品の共通期限ではありませんが、「壊れるまで何年も使う」前に状態を確認する目安になります。
普通・部分用・ホットビューラーの違いを比較
| 種類 | 得意なこと | 向いている人 | 気になる点 |
|---|---|---|---|
| 普通用・標準タイプ | まつ毛全体を短時間で挟む | 手頃な商品から形を見直したい人 | 目のカーブに合わないと端が残る |
| 普通用・高機能タイプ | 挟む回数を減らして自然なカールを作る | 時短と仕上がりを優先したい人 | 価格が高くても、目の形との相性はある |
| 部分用 | 目頭・目尻など狙った場所を挟む | 全体用では端だけ上がらない人 | 位置合わせに少し慣れが必要 |
| ホットタイプ | 熱でまつ毛を持ち上げ、毛先を整える | 挟む動作が苦手な人 | 予熱・電池・掃除が必要 |
迷ったら、最初から3種類をそろえる必要はありません。
今のビューラーが目に合っていないなら普通用、端だけ残るなら部分用、挟む動作そのものが怖いならホットタイプ、という順で考えると選びやすくなります。
先に結論|迷ったら、この選び方で十分です
- まず手頃な定番品を試したい → 資生堂 アイラッシュカーラー
- 挟み直す回数を減らしたい → シュウ ウエムラ アイラッシュカーラーW
- 目頭・目尻だけが上がらない → シュウ ウエムラ Sカーラー
- 金属で挟むこと自体が怖い → パナソニック まつげくるん EH-SE51
全部を買う必要はありません。自分が一番困っている工程を一つだけラクにする道具を選びましょう。
目頭・目尻まで上げやすい便利グッズ4選
1.手頃な普通用から見直すなら|資生堂 アイラッシュカーラー
資生堂の「アイラッシュカーラー」は、日本女性のまぶたの研究知見をもとに、カーブフレームを調整した通常タイプです。まつ毛の生え際からカールしやすく、替えゴムが1個付いています。参考小売価格は1,320円(税込)です。
昔から使っている「資生堂 アイラッシュカーラー 213」は、2024年に価格とパッケージが変わり、現在は「資生堂 アイラッシュカーラー」という名称で販売されています。本体の形は同じです。
こんな人に向いています
- 今のビューラーが何となく使いにくく、定番品から選び直したい
- 一度でまつ毛全体を挟みたい
- 替えゴムが手に入りやすいものを使いたい
合わない可能性がある人
- フレームをまぶたに当てたとき、中央しか密着しない
- 目頭か目尻のどちらかが大きく外れる
- 今使っているビューラーで、すでに端まできれいに上がっている
多くの人向けに作られた商品でも、すべての目に合うわけではありません。買う前に店頭の見本があれば、目へ押しつけず、フレームのカーブを目元へ軽く重ねて確認できると安心です。
「まずは高価なものを買わずに、今のビューラーとの違いを試したい」という人が選びやすい1本です。
商品説明
日本女性のまぶたの研究をもとに、職人が一つひとつ丁寧に仕上げたビューラーです。計算されたフレームのカーブで、まつ毛を生え際からきれいにカール。伝統の加工技術が、毎日の使いやすさを支えています。
替えゴム1コ付き。素材 本体 鋼
2.何度も挟み直したくないなら|シュウ ウエムラ アイラッシュカーラーW
ビューラーで根元・中央・毛先を何度も挟むのが面倒。位置を変えるたびに、まぶたを挟みそうで怖い。そんな人に合いやすいのが「シュウ ウエムラ アイラッシュカーラーW」です。
高さの異なる2つのプレートが時間差でまつ毛を捉え、一度挟むだけで直角になりにくい自然なカールを作る設計です。公式価格は3,190円(税込)。資生堂より高価ですが、挟む回数を減らしやすいことに、価格差を払う商品と考えると分かりやすいでしょう。
こんな人に向いています
- 根元・中央・毛先と何度も挟み直すのが苦手
- カクッと折れた形ではなく、自然なカールにしたい
- 朝の手間とまつ毛への負担を減らしたい
合わない可能性がある人
- 今のビューラーを一度挟むだけで十分きれいに上がる
- 3,000円を超えるビューラーには抵抗がある
- 厚みのあるまぶたや目のカーブに合うか不安
「Wなら絶対にまぶたを挟まない」という商品ではありません。公式サイトの購入者レビューにも、まぶたの厚みによってはフィットしにくいという声があります。高機能でも、最後は自分の目元との相性が大切です。
私も長年愛用しています。自然なカールを手軽に作れて、角度を少し変えると中央だけでなく、目頭・目尻のまつ毛も上げやすいところが気に入っています。
値段は少し高めですが、私の目元にはよく合っていて、ほかのビューラーに替えようと思わないほど。毎朝の使いやすさを考えると、選んでよかったと感じる1本です。
特許出願中のダブルエッジ・テクノロジーを採用。
高さにギャップを持たせたプレートが“時間差”でまつ毛をキャッチ。
自然で美しいカールをワンステップで簡単に実現します。
さらに、ワンステップのカールが毎日の蓄積ダメージを軽減し、
低ダメージなアイラッシュに。
替えゴム1個入り
3.挟む動作そのものが怖いなら|パナソニック まつげくるん EH-SE51
ビューラーでまぶたを挟むのが怖くなった人には、まつ毛を上下から強く挟まず、コームを当てて熱で整えるホットビューラーも選択肢です。
「まつげくるん EH-SE51」は、セパレートコームでまつ毛を扇状に広げながらカールするタイプ。下まつ毛にも使え、適温マークで使用できる状態を確認できます。重さは乾電池除き約19gで、単3形電池1本を使用します。
こんな人に向いています
- 金属フレームでまぶたを挟む動作が苦手
- 普通用で上げた後、目頭・目尻や毛先を整えたい
- 直角に折れたようなカールより、毛先まで自然に整えたい
合わない可能性がある人
- スイッチを入れて1~2分待つのが面倒
- 電池交換や使用後の掃除を増やしたくない
- 朝は一度挟むだけで十分きれいに上がっている
コームは取り外して掃除できますが、本体とコームは水洗いできません。目元へ使う熱源なので、メーカーの取扱説明書どおりに使い、同じ場所へ長く当て続けないことも大切です。
毛先まで1本1本広げて伸ばす
- ダブルヒーター搭載。まつげをしっかりカールアップ。
- 当社独自の「セパレートコーム」で、毛先まで1本1本扇状に広げ華やかなセパレートロングカールづくり。
- くり返し使える充電式ニッケル水素電池★1が使えるから、経済的&エコ。
まぶたを挟みにくくする使い方
1.反対の手で眉付近をやさしく引き上げる

私がビューラーを使うときに意識しているのは、ビューラーを持つ手だけで何とかしようとしないことです。
ビューラーを持つ反対の手で、人差し指・中指・薬指の3本を眉付近に添え、まぶたの皮膚をやさしく上へ引き上げます。その状態でビューラーをまつ毛へ近づけると、まつ毛の根元が見えやすくなり、たるんだ皮膚を一緒に挟む失敗も減らしやすくなります。
強く引っぱる必要はありません。まつ毛の生え際が確認しやすくなる程度に、軽く持ち上げるのがポイントです。
2.いきなり根元へ押し込まない
最初から根元ぎりぎりを狙うと、まぶたまで入りやすくなります。まず根元より少し毛先側で、まつ毛だけがフレームに入っているかを確かめます。
軽く閉じて痛くないことを確認してから、必要に応じて少しずつ根元へ近づけます。
3.目を大きく開けたまま使わない
鏡を正面に置き、あごを少し上げて視線を下げると、まつ毛の根元を出しやすくなります。眉を強く上げたり、ビューラーをまぶたへ押しつけたりする必要はありません。
まぶたの皮膚がフレームへ入りそうなら、いったん離して角度を合わせ直します。
4.普通用は一度に強く挟まず、3か所に分ける
根元・中央・毛先へ少しずつ移動しながら、弱い力で3回ほどに分けると、急な折れ曲がりを防ぎやすくなります。
目頭・中央・目尻を分ける場合も、一か所を強く挟むのではなく、位置を変えながら軽く使います。端だけ残るなら、全体用を無理に傾けず、部分用で補う方が扱いやすいことがあります。
なお、アイラッシュカーラーWのように一度でカールを作る設計の商品は、メーカーが案内する使い方を優先してください。
5.毎回、ゴムとフレームを確認する
使う前に次の4点を見ます。
- ゴムに深い溝・裂け・硬化がないか
- 上のフレームがゴムの中央へ均等に当たるか
- フレームが曲がっていないか
- 前回のマスカラや皮脂が残っていないか
汚れは乾いた布やティッシュでやさしく拭き取ります。メーカーごとに手入れ方法が異なるため、水洗い・消毒・替えゴムの互換性は商品の説明を確認してください。
マスカラのダマやまぶたへの付着を減らしたい場合は、マスカラが塗りにくいときの便利グッズ3選で、マスカラガードやコームの使い分けを紹介しています。
買い替える前に試したい3つの確認
ゴムを替えれば戻りそう?
本体にゆがみがなく、ゴムだけに溝や裂けがあるなら、まずは専用の替えゴムで十分な場合があります。形の違うゴムを無理に入れず、その本体に対応したものを選びます。
当てる場所を変えれば端まで入る?
一度で全部を挟めなくても、全体用を中央・目頭側・目尻側へ少しずつずらせば使えることがあります。まぶたへ押し当てなくても端まで入るなら、急いで買い替えなくてもよいでしょう。
ビューラーを使わない日があっても困らない?
まつ毛がもともと上向きの人や、ナチュラルな仕上がりで十分な人は、毎日ビューラーを使う必要はありません。使うたびに怖さや痛みがあるなら、無理に続けず、ホットビューラーへ替える、またはビューラー自体を休む選択もあります。
結局、どれを選べばいい?
- 価格を抑えて普通用を見直す → 資生堂 アイラッシュカーラー
- 何度も挟み直す工程を減らす → シュウ ウエムラ アイラッシュカーラーW
- 挟むこと自体が怖い、毛先を整えたい → パナソニック まつげくるん EH-SE51
- 今のビューラーで困っていない → 買い替えず、ゴムと本体の状態だけ確認する
「年齢を重ねたからビューラーが下手になった」とは限りません。まぶたの状態も、見え方も、目に合う道具も変わります。
普通用ですべてを一度に仕上げようとせず、端だけ部分用で補ったり、挟みにくい日はホットビューラーへ替えたりしても大丈夫です。
昔と同じ方法に合わせるより、今の目元に道具を合わせる。そう考えると、朝のビューラーはもう少しラクになります。




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